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2006年8月30日 (水)

介護。

 

 

 

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「しまった!」と思った。

予感がしたのだ。

あの時、なぜ声をかけなかったんだろうと

反省しながら、庭へ走って行った。

  
  
  
  

メイも部活から帰った所でちょうどよかった。

足に力の入らないおばさんが

まるっきり倒れてしまっている状態から

私が一人で起こすのは無理だ。

  
  
  

ケンとリュウは

「ばあちゃん、ここに座って!」と

裏縁側から、すずみ台を二人で運んで来た。

  
  

お義母さんは、ただただ

「勝手なことばかりやって、もう!」と

おばさんを叱り続けている。

  
  
  

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ちゃんとした介護経験は私にはない。

それでも、ダンナが鎖骨骨折した時に2ヶ月ほど

朝起きてから寝るまでの日常生活を

完全介護したことがある。

しかし所詮、夫婦だし

治る見込みのある介護だったのでつらくなかった。

抱き上げたり、身体を洗ったり、食事の世話をするのも

結婚15年目ともなれば

「あら、新鮮」だ。

 

 

 

おばさんは、転んだ際に左肩を強打した。

痛いのと情けないのとで、ずっと泣いていた。

抱き起こすことはできたが

泣いているおばさんにかける

いい言葉はなかなか思い浮かばない。

今日も、今から一緒に病院へ行ってきます。

  
  
  

介護豆知識で介護人は

「病院に連れて行ってあげる」

ではなく

「私に付き添わせてください」

という姿勢が大切だと聞いた。

  
  
  

 

 

…む、むずかしいです。

 

 

 

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コメント

おばさん・・・精神的にも弱くなっちゃったのかな・・・心配ですね。
怪我の方は大丈夫なのでしょうか?
介護って難しい問題ですよね。
私だったらどうするだろう・・・

投稿: vivian-w | 2006年8月30日 (水) 09時49分

バニラさん、お疲れさま・・ホント介護の事考えたら頭痛いですね~。辛がってるおばさん見たら
ほっとけないし、ね。そばにいる家族とりわけ、お嫁さん大変ですよ~。

投稿: ちーママ | 2006年8月30日 (水) 10時26分

隣は親と同居しています。(奥さんの母でおばさんも60才くらいですが)おばさんに 「母に何もしなくていいから テレビを見てて」と言ったら 機嫌が悪い と 愚痴をこぼされた事があります。私はお姑さんを思い浮かべながら(結構 じっとしているのが 嫌いなので)「やっぱり することがないのは つらいんじゃない?」と 答えた事があります。それから そのおばあちゃんはごみだしをしたり デイサービスにいったりしているみたいです。それまで テレビにどなっている声が時々聞こえていたのですが 最近 聞こえなくなりました。 やっぱり お年寄りに対する態度って むずかしいですよね。

投稿: ななしのごんべえ | 2006年8月30日 (水) 10時57分

言いたい放題、やりたい放題しておいて…
弱ってきたら一万分の一ぐらいやり返してやろう!
と思っていても、かわいそうで無理ですよね…
お年寄りってずるい…

バニラさん、これからもいろいろ大変そうだけど
頑張って下さいね!

投稿: どんぐり | 2006年8月30日 (水) 11時57分

気丈にしてた方が弱っていく姿って、いたたまれないですよね。。。

ファッジさんがお義母様達に尽くす姿は、きっとお子様たちにもいい影響を与えていると思いますよ。

いずれみんなが年老いていくんですもんね。

投稿: yoohyang | 2006年8月30日 (水) 13時38分

バニラファッジさん。
頭が下がります。
愛を与え続ける人ですね。

同じ状況を想像して、私なら、洗濯物を干し続けてます。
一声かけてたら、とは考えてないです。

人はいくつになっても、存在感や、生きている意味を実感したいのかもしれません。

おばさま早くお怪我がよくなること願っています。
ケンちゃん、リュウちゃんがなんだか頼もしくてかっこいい。

投稿: arust | 2006年8月30日 (水) 20時29分

>>vivian-wさん
病院に行ってきましたが、やっぱり左上腕部が骨折していました〜(泣)ちょっと忙しくなりそうです。

>>ちーママさん
結局、おばさんは左上腕部が骨折していました。
骨折の大変さはダンナの時に経験済みですが、自分がどこまでやってあげられるかが不安です。

>>ななしのごんべえさん
我が家の年寄りは心配が趣味なので「大丈夫、心配しないで」と言う言葉がけが1番嫌いなようです.

>>どんぐりさん
やっぱり相手が強いと戦う気になりますが、その逆は無理ですね。
自分の老後をイメージしながら介護していこうと思ってます。

>>yoohyangさん
「自分がこんな風になるとは思わなかった」がお義母さんたちの口ぐせです。本当に老いは平等にきますね。順番ですね。

>>arustさん
おばさんは診察の結果、左上腕部骨折でした。
リウマチもさることながら、膝の人口関節の手術を控えていた矢先の骨折です。痛みたるや想像を絶します。やっぱ、かわいそすぎます。

>>

投稿: バニラファッジ | 2006年8月31日 (木) 04時36分

うー、弱ってる相手には
何も言えませんよね・・・

先の希望がある育児とか
治る病気の介護とかと
お年寄りの介護って違いますよね。

以前地元新聞で、息子さんが1人で
お母さんの介護をしている話が連載されてて、
毎回とても切ない気持ちで読んでました。

投稿: なほ | 2006年8月31日 (木) 06時48分

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