する側さられ側。
ここ三日ほど
おばさんの病院通いが続いた。
介護する方もされる方も初心者なので
ぎこちない日々が続いた。
「車イスを借りてこようか?」と聞くと
「まだ自分で歩けるし
車イスは、はずかしい。」と言う。
私としては車イスに座ってもらう方が
転ぶ心配もないし、
移動も早いしと思っていたが
本人の意思を尊重しようと、あきらめた。
しかし、後でわかったことだが
自分が甘えて車イスに乗ると
自分は楽だが押してもらう私に
負担がかかると思っていたらしく
おばさんは遠慮していたそうだ。
結局お互い遠慮して不便な思いをしていた。
介護の心得1
正直に伝え合おう。
介護をされる側は、やはり恐縮して
自分を責めるような事ばかりを言う。
しかし、介護している側はそれを聞いて
いい気持ちはしない。
「してもらうばかりで
何もしてあげられない。」と
おばさんは嘆く。
しかし本当に介護する側に申し訳ないと
感じるなら自分を責めないことだ。
介護の心得2
笑顔が見たい。
おばさんはお風呂に入れないので
毎日身体を拭いてあげる。
その後、痛い所を聞いてシップを貼る。
介護の心得3
自分の病いは、正確に。
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コメント
今日は再び来て見てよかった!
すごく分かります。
うちの母もあちこち弱ったせいか
ネガティブ発言多くて・・・
まあ、下手に明るく振舞うと
「なんだこの人元気じゃん」と
あれこれ雑用を押し付けられてしまうから
(母の場合)
これはこれで仕方がないのかもしれないですが・・・
一緒にいる人はつらいですよね・・・
おばさんの歩み、
1歳の子のお散歩と思うしかない?
投稿: なほ | 2006年9月 9日 (土) 08時27分
おばさん良い人なんですね・・・
周りに迷惑をかけるのが辛いんですね。
何か気持ち分かるなぁ・・・
私もどちらかというとそういうタイプだから。
でも自分を責めるのって周りにいる人にとっては
逆に負担だったりするんですね・・・
私も気をつけないと・・・
投稿: vivian-w | 2006年9月 9日 (土) 10時56分
おばさんみたいに責任感を持って長年仕事をきっちりこなしてきた人こそダウンした時のダメージは大きそうですね。
ファッジさんが健康で笑顔でいてくれる事が一番の救いになるような気がします。
ブログ更新や他愛の無いおしゃべりで上手く発散してくださいね!!!
投稿: みつりんご | 2006年9月 9日 (土) 11時23分
はじめまして。
いつも、楽しんで読ませていただいてますっ。
お義母さんも、おばさんも、
すごいキャラクター濃いくて(苦笑)
その上、今の介護状態(ナゼカふたり分)
介護って、ほんとに、ほんとにたいへんなことなのに
愚痴や、不満、ストレス言ってもおかしくないのに
ファッジさんのBlogは、読んでても、和んじゃう。
ファッジさんの、人柄なんだな。。。と尊敬します。
見習いたいっ!
ほんと、大変だと思うケド、
いつもぽちっと押して応援してます。
投稿: めぐ@ツマ | 2006年9月 9日 (土) 15時20分
>>なほさん
両膝が人口関節なんですが、左が神経に触っていて激痛が時々走るため再手術です。それに加えて両足首がリウマチで曲げると痛いらしいく、さらに足の甲の骨が骨粗鬆症で、すでにもろもろになっているんです。これだけの痛みをかかえて、それでも歩こうとするおばさんには頭が下がりますよ。
内蔵疾患がないのが、せめてもの救いです。
>>vivian-wさん
そうなんです。たとえば自分だったら…と考えますが、やはり弱音を吐き「死にたい死にたい、殺してくれ」と回りに大迷惑をかけるかもしれませんねぇ。
おばさんが人に頼まなくても自分でできる環境を作るのが「申し訳ない」と感じる負担を減らす手段だと思ってます。そうすれば回りも楽ですよね。今、あれこれ思案中です。
>>みつりんごさん
仕事を定年まで勤め上げ、誰かに迷惑かけるどころか独身の気ままさで結構自由に生きて来た人です。
老後はおばさんが、お姉さん(お義母さん)の介護を自分がするものと考えていたのに自分が先にこうなってしまったことが情けないと嘆きます。しかし、お義母さんに言わせると「こんなわがままな人はいない。」とバッサリです。
>>めぐ@ツマさん
初めまして!コメントありがとうございます。
介護もまだまだ入り口ですからね、私も余裕ぶっこいてますが、そのうち根を上げると思います(笑)
そうなったらそうなったで、またブログでストレス発散しますから、これからもよろしくおつき合いください!
投稿: バニラファッジ | 2006年9月10日 (日) 06時50分
介護大変ですね。私は効率を優先にしてしまう
だろうな…バニラファッジさんは優しいですね。
将来、同じ立場になるだろうから勉強になります。
あまり我慢しないで、たまには家族にやつあたり
しちゃって下さいね!
投稿: どんぐり | 2006年9月10日 (日) 09時02分
初めまして
最近 このブログ発見して も~夢中で過去の記事も全部 読んじゃいました! うちも同居組みですよ~ いろいろ あるけど お互い かんばりましょうね!
うまく 共存できたら どんな 人間関係もこわくない! なんて 思ったり・・・
投稿: いぶき | 2006年9月10日 (日) 09時34分
このブログを読んで大変勉強になりました。
介護本当に大変ですよね。される側、する側、
どちらの気持ちも分かります。
早く治って元気になると良いですね。
パンも焼かなくてすみますし…。
投稿: メリ〜 | 2006年9月10日 (日) 13時24分
こんにちは
介護の心得3のところ→そうですね、本人が間違っちゃいけませんね。面白かったです(おばさんごめんなさい!)
投稿: さとねこ | 2006年9月10日 (日) 22時03分
こんにちは
介護の心得3のところ→そうですね、本人が間違っちゃいけませんね。面白かったです(おばさんごめんなさい!)
投稿: さとねこ | 2006年9月10日 (日) 22時03分
>>どんぐりさん
効率優先、大事です。
やっぱりモタつくのは苦痛を与えかねませんからね〜。
でも、介護相手が女性でよかったって思う今日このころです。お風呂やら抱き起こしやら…ね。
>>いぶきさん
初めまして!コメントありがとうございます。
おー、同士よっ!君も同居かっ!(笑)
しんどいのは自分だけじゃない!いつでも遊びに来て下さいね。
>>メリ〜さん
以前はおばさんとお義母さんで、自分たちの生活は協力してやっていたけど、こんな状態ではど〜んと私も仕事量増えましたね。でもパンは私達のトースターで焼いて、さっさと持って行くようになりました。あのトーストはもう、陽に目を見ないのか!?
>>さとねこさん
びっくりしましたよ〜骨折箇所を間違えていたのは(笑)
ま、どっちにしても三角巾と固定ベルトを毎日し続ける苦痛は一緒ですけどね。ひとつづつ早く治っていくといいです。
投稿: バニラファッジ | 2006年9月12日 (火) 05時15分