泣くな。
おじさんが連れて行ってほしいと言ったのは
整形外科だった。
以前、足首の手術をしてもらった先生に
もう一度診てもらいたいとのことだった。
診察の順番は一番最後だった。
先生は、おじさんの足を観るとすぐ首を横に振って
「これは腎臓です。内科へ行ってください。」
と言った。
靴下をぬいだおじさんの足は膝から下が腫れ上がり
足の指は紫色に変色していた。
ここまでくるのに長い時間がかかったが
診察は1分となかった。
先生は最後に、もう一度言った。
「すぐ内科を受診してください。
もちろん入院になります。」
おじさんが少しでも楽になればと思って来たが
何も収穫はなかった。
付き添いとしては、出番のなかったおばさんだが
ついに出番がやってきた!
行け〜!GO!GO!おばさんっ!
(つづく)
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