おばさんの頼み事(1)
「弁護士」とか「遺言」とか
馴染みのない言葉が続いた。
おばさんに頼まれて、おばさんの遺言書作りを
手伝うことになった。
身体の自由がきかないおばさんだが
いつもポジティブで、
私の方がぐいぐいとひっぱられていく感じがする。
(つづく)
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コメント
おばさま、ご立派です。
体の自由がきかなくても
ご自分の人生の始末(←こんな言い方ですみません)を
キッチリつける、と意志に『自立』を感じます。
「選ぶ」「決める」が自立の中核ですよね。
私も見習いたい。
投稿: 雪ぽん | 2011年3月20日 (日) 16時24分
前向きでいいですね。
財産の多寡に拘わらず、
作っておかれたら安心ですもんね。
投稿: まさ吉 | 2011年3月20日 (日) 16時25分
福島に住んでいます。
地震の被害も津波の被害も岩手・宮城と同じようにありますが、原発のために避難地域外でもマスコミは取材に来ていません。福島の津波地震の被害の惨状、復旧の様子をつたえたニュースをご覧になったことがありますか?
TVで報道されていない地域がまだまだたくさんあることを、復興に向けて歩み出せない地域があることを知って欲しいと思います。
投稿: みるふぃーゆ | 2011年3月20日 (日) 16時31分
おばさまスゴいです
いいですね~
早く続きが読みたいです
普通、暗くなりがちな内容なのに…ポジティブな考え方
投稿: かずまま | 2011年3月20日 (日) 16時58分
何だか胸がいっぱいになりました。
おばさん、だんだん身体が不自由になって真剣に先々のことを考えていらっしゃるんでしょうね。 つらいね
お義母さん、妹を叱り飛ばす言葉の中に「そんな事を言わないで」と切ない気持ちが感じられます。
いつまでもケンカが出来るお二人でいてほしいなあ
投稿: すみっこママ | 2011年3月20日 (日) 17時06分
本当に、おば様の、ご家族に対する心配りは素晴らしい。
人は誰しも、老いて弱っていく宿命には逆らえませんが、老いてこそ、こうありたいものです。
ところで、おば様は自署なさるのは難しいと思われます。
そうなると、公証役場に依頼して、書類を整えて頂く方が良いと思います。
基本は公証役場にて書類作成ですが、相談次第では公証人さんにご自宅に来て頂くことも出来ます。
弁護士さん、司法書士さん、行政書士さん等、専門の先生達によく相談なさって、おば様が満足して、家族の皆さんも安心できる遺言書が出来ますように。
投稿: 辛口お寅 | 2011年3月20日 (日) 17時09分
私も将来 おばさまみたいに しっかりと自分の生きてきた証みたいなもの…考えて最期を迎えたいです。側にいるファッジさん…いろいろ考えちゃうかもですが、ファイトです! 続き たのしみにしてます!
投稿: ふりぷ | 2011年3月20日 (日) 17時16分
おばさまは自分のことを本当によく理解してらっしゃる。
「遺された人たち」の自由、とかではなく自分の財産を自分の思うとおりに遺したい、と遺言状を記すのは人間として最期の「意志」であると思います。
ウチの姑は認知症を患い、とにかくせっせと自分のためにお金を貯めています。
誰かに渡すだなんて、死んでからも思わないと思います。
病気のせいで、人間のエゴ丸出しになり、側いにいる方もそんな姑を見るのが本当につらいです。
悲しいけれど、誰だって最期はある。
私もおばさまを見習って、キレイな最期にしたいと思います。
投稿: よっしー | 2011年3月20日 (日) 17時26分
さすがおば様。
いろいろと考えていらっしゃるのですね。
私も子なしなのですがおば様のように託すべき財産がないので弁護士さんとお話する機会はなさそうです。
やっと受験が終わったと思いきや次は遺言状作り・・・
がんばれファッジさん!
投稿: メガネ | 2011年3月20日 (日) 17時31分
なんだか涙がでてきました
私もおばさまのように強くありたいです。
投稿: りえ | 2011年3月20日 (日) 17時31分
先月父を亡くしました。
父には現在老人ホームで暮らしている独身の弟がいます。
もう認知症が進んでいて自分では判断も出来なくなっているので、私たち家族が引き続き世話することになると思います。
今回父の相続手続きをしてみて、父の場合私達家族のみが相続人になりますが、これが独身叔父の場合だとぐっと人数が増えます。正直大変だな・・・と思いました。
おばさまは意志の強い凄い方ですね。
投稿: 猫まま | 2011年3月20日 (日) 17時37分
はじめてコメント書かせていただきます。
いつも楽しませていただいてます。
一言、言わせていただこうと思って。
遺言書は本当にいい考えだと思います。
うちは私の祖父の弟が遺言を書かずに
逝ってしまったのですが、
ずっと世話をしていた両親が
遺産のことでえらく苦労したのを
今でも忘れられません。
一見普通の人でもお金のこと
(しかもふってわいたようなお金)
になると、
人間はこんなにも変わるのかと
いう恐ろしい体験をしました。
遺言書はぜひ書いてもらうべき!
だと思います。
投稿: しまねこ | 2011年3月20日 (日) 17時42分
ファッジさんこんばんは。
おばさま、少し気弱になられているのかもしれませんが、
後々のことも含めてご自分で身の回りを整理されるのは悪いことではないと思います。
さて、遺言書ですが
弁護士に作成してもらう以外に、
公証役場で作成してもらうという方法もあります。
証人2名を同伴の上、実印・遺言書にしたい証書の下書き・
印鑑証明や身分証明書などを持参し、
役場で公正証書に仕上げてもらうのです。
これだと、印紙など手数料は必要ですが
弁護士に依頼するよりはるかに安価ですませることができるのが利点です。
内容をおうちでまとめておいて、役場に朝電話を入れ、
「こんな内容で作りたいのでお願いします」と言うと、
午後から出向けばおおよその下書きが済んでおり、
その後スムーズに作業が進みます。
選択肢の一つとして、お心に留めていただければ幸いです。
投稿: スゥ | 2011年3月20日 (日) 18時25分
おばさま、すごいですね。


先の事をいつも考えてたんですね
体がご不自由でも、いつも前向きだなと
読むたびに思ってました。
そして、ファッジさんに気遣いもされてる
今の流行もちゃんと知ってる、嵐ね
つづくになってるので、この後遺言書の
作成になるのですね。
お母さんとおばさんの話が、私は大好き
どれも、そおそおと思う事ばかり。
そして、ファッジさんのように優しく
接して行きたいと思います
投稿: 夏の香り | 2011年3月20日 (日) 18時40分
いつも楽しく拝見しております。
遺言書作成、とてもいいことですね。
間違ったイメージのせいで、「遺言書」と聞くとネガティブな印象を持ってしまいがちですが、遺言書は「作成したらいつ死んでもいい」というものではなく、「元気なうちに作っておいたら、その後の人生はは安心して長生きできる」ものなのです。
おばさんはとても聡明な方ですね。
そしてそんなおばさんに頼られているファッジさん、すごいです!
投稿: みん | 2011年3月20日 (日) 18時41分
日々お世話してくれるファッジさんへの感謝の表れだと思います。
こんなに尽くす「甥の嫁」なんて、なかなかいないもの!!
色々ありましたが、私は毎日ブログを楽しみにしています。ファッジさんファイトー。
投稿: タウシュベツ | 2011年3月20日 (日) 18時58分
私もこのブログを楽しみにしている一人です( ^ω^ )
投稿: ほうじ茶 | 2011年3月20日 (日) 19時11分
はじめてコメントいたします。
いつも楽しいブログに元気づけられています。
ありがとうございます。
私は現在44歳ですが、コクヨの遺言書キットを持っています。
専業主婦、財産ゼロです。
でも、娘たちに言い遺したいことがあります。
法的強制力は無い事柄も要望として遺言書に書く意味はある、と
キットについている“虎の巻”に書いてありました。
年齢は関係ないと思います。
自分の終わり方をきちんと見据えておきたいのです。
きちんと遺すことで安心したいんです。
だから、おばさまの気持ちはものすごく分かります…
投稿: こつママ | 2011年3月20日 (日) 19時31分
私は信託銀行で公正証書遺言作成の仕事をしています。仲の良かった親族が、お金のことが原因で裁判沙汰になる姿を見聞きして来ました。
遺言は「遺書」ではなく、愛する家族が後々親族とのトラブルなく幸せに暮らせるようにする思いやりを綴った「ラブレター」だと思います。
40代、50代でも作っている方は沢山いらっしゃいますよ~。
投稿: はる | 2011年3月20日 (日) 20時23分
遺言はしっかり書いておくべきです。
元気そのものだった義父が、書く書くといいながら書かずに急逝してしまったので、義父に迷惑をかけ続けた義妹が、きっちり法定分持っていきました。
次の相続では、今の家に住み続けるためには、義妹に大金を払わなくてはならなくなりました。
義父のことや、先日の大震災のことを考えるにつけ、「明日が来る」ということのありがたさを痛感します。
自分にも家族にも、明日はもうないかもしれない。
だからこそ、今この時を大切に生きなくてはならないし、身の回り(=財産関係)はいつも綺麗にして準備しておかなくてはならないと思います。
「縁起でもない」とか「財産狙ってる」とか言ってないで、おばさま以外の方も書いておかれる方がいいです。
私は40代で、大した財産もありませんが、ちゃんと書いてます。死後に家族を不幸にしないためです。
投稿: ゆいゴン | 2011年3月20日 (日) 21時42分
すばらしいおばさまですね。
こういうデリケートな問題はなかなか 家族の中でも事前に話し合いがしにくいものですよね。
素敵なご家族なんだと思います。
自分の財産が 思った人じゃないところに
いってしまうのは 無念なことだとお思います。
投稿: がるる | 2011年3月20日 (日) 22時05分
いやーおばさま。かっこいいわー。
さすが、元キャリアウーマンで自立した生活を
ずっと続けていた方ですね。
ギボ様が強烈な個性でいつもキャラが立ってるけど(笑)、
私は昔からおばさまファンです~!
投稿: るう | 2011年3月20日 (日) 22時27分
以前もこのお話が出たとき、とっくに作成されたものだと思っておりました。
でもいいですね、遺言作成。特におばさまのような直系卑属がいらっしゃらない方ならなおさら作成しておいて損はないと思います。
安価にすませるなら。。。というアドバイスの方もいらっしゃいましたが、遺言内容自体が有効であることが大前提なので、私は公正証書遺言の作成は弁護士に依頼した方がいいと思います。
もちろん費用はかかりますが、事前に金額を問い合わせすることは可能ですし、選択肢の1つに入れていただけたら幸いです。
よほど悪徳な商売をしている方ならともかく、イメージほど費用は高くないと思います。
投稿: サマー | 2011年3月20日 (日) 22時58分
おば様、素敵です!
投稿: K | 2011年3月20日 (日) 23時20分
サマーさんが、
スゥさんのアドバイスに関して、
公正証書遺言より、
弁護士を使う遺言を薦めてらっしゃいます。
けれども、
単に弁護士を使った遺言より、
公証人役場で作った公正証書遺言の方が法的には確かと習いました。
もちろん、公正証書遺言も
弁護士を使った方が楽ちんなのは、
言うまでもないことです。
おいといないので
費用の点は重視されていないと思いますし、
おばさまも弁護士を前提にお考えのようなので、
それが良いとは思います。
ただコメを読んだ方に
誤解のないよう、
老婆心から、二度目のコメしました。
投稿: まさ吉 | 2011年3月21日 (月) 03時10分
>単に弁護士を使った遺言より、
>公証人役場で作った公正証書遺言の方が法的には確かと習いました。
少々誤解があるようなのでコメントしに出てきてしまいました。
公証人は遺言の中身にはタッチしませんので
素人が作ると、後あとトラブルが発生するかもしれない内容が
放置されたまま公正証書として残る可能性があります。
作った意味がなくなるということです。
おばさまがファッジさんに遺産を全部遺贈するとなると
他の法定相続人であるマダム義母さまや
義母さまとおばさまの弟さんの権利を侵害することになりますから
その点をまあ「ぬかりなく」、つまり後日
出来るだけトラブルにならぬよう弁護士に内容を考えてもらって
それを公正証書にする…弁護士を使うとは
そういう意味だと思います。
投稿: ふにふに | 2011年3月21日 (月) 07時38分
おば様はファッジさんに遺言書を託したいと言ってるだけで、遺産を託すとは言ってないですよ。ファッジさん、誤解される方もいるかもしれないので、そこははっきり書かれた方がいいです。それこそ後々風評被害に悩まされます。老婆心ながら。
投稿: GH | 2011年3月21日 (月) 08時14分
GHさま。
二コマ目に
「私ね、遺言書を作りたいと思っているの。どこかで、いい弁護士を頼んでくれない?」
とありますから、これから遺言書の作成をなさるのだと思います。
投稿: ふにふに | 2011年3月21日 (月) 09時24分
GHさま。
読み返したら、私も早とちりかも…
でも以前、クリームさんが
「自分がおばさんの遺産を託されたら
会社の様子如何によっては問題があるから
全部ファッジさんに」という趣旨のエントリーがあったので
それが頭にあったのかも知れません。
私も落ち着きますね。すみません。
投稿: ふにふに | 2011年3月21日 (月) 09時28分
いいことと思います。
うちの父も書いて
見せてくれました。
金額を書くと
あとで修正できないので
ここの銀行のは誰
ここの信金のは誰とか書くと
あとで移動可能。
土地はだめですが
なるほどと思いました。
投稿: たてい | 2011年3月21日 (月) 09時40分
ふにふにさま、フォローありがとうございます。
そうなんです。
結構「公正証書遺言を作っておけば安心」と思い込まれている方が多くて、遺言内容の法的効果までは考えが及んでない場合があるんです。
遺言内容があまりにも「ありえない」場合は、結果的に相続ならぬ争族状態になってしまいますので、それでは遺言を作成した意味がなくなってしまいます。
費用に余裕があるのであれば、プロに見てもらった上で公正証書遺言を作成されたほうが最善かと思います。
投稿: サマー | 2011年3月21日 (月) 09時54分
具合が悪くなり、遺書を書き、全てきちんとして「もう、この世とお別れね」と思い寝たら、朝目が覚めたので来ました。と言った人がいました。
ちゃんとされるのは、良いことですね。気丈ですが、覚悟されてると思います。内心はおつらいと思いますよ。
投稿: クララ | 2011年3月21日 (月) 10時37分
いつもブログを楽しませていただいているものです。
被災者の情報を探すリンクありがとうございました。
主人の親戚の無事が確認できました。
本当にありがとうございました。
投稿: mikihana | 2011年3月21日 (月) 13時10分
みなさまこんばんは。
ふにふにさんのコメントに
>公証人は遺言の中身にはタッチしませんので
>素人が作ると、後あとトラブルが発生するかもしれない内容が
>放置されたまま公正証書として残る可能性があります。
と、おっしゃっておられますが、
公証役場に事前に連絡を入れて
「こういった内容で文書を作成したいのですが」と相談すれば
その内容に添った文言での文書を下書きしてもらえます。
で、後日(当日の午後からの場合も)に出向いて内容を確認し
清書してもらうという手段もあるのです。
(私はいつもこの方法で作成してます)
また公証人は要司法試験合格者ですから、前歴が弁護士や検察官・もしくは学識者です。
法律に明るく素人にもわかりやすい証書作成のエキスパートでもあります。
普段の生活で余り活用することはないかもしれませんが、
遺言書であれば雛形もありますので余り難しく考えず、
「○○が、□□さんに、財産のどれくらいを、どういった形で残したい」
ということと、作成時の日時に本人が後見人を必要としていない状態であれば
特にトラブルに見舞われる心配はないと思います。
ただし、公正証書に織り込むための資産目録も必要になりますので、そちらの準備喪お忘れなく!
(不動産であればその所在地と坪数、預金であれば銀行名・名義人氏名・残高など)
遺言書も大事ですが、今後おばさまが万が一入院されて、
自分の意思でお金の管理ができなくなったときに
個人情報保護の壁に阻まれて家族が不便なことにならないために
早めに成年後見人の届けを出しておくことお奨めしたいです。
投稿: スゥ | 2011年3月21日 (月) 20時19分