1年前の記事より
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年末の慌しい中、
息抜きにふらりとのぞいたあなたの足を止める
過去記事再掲シリーズ。
あれからもう1年も経つんだ。
いや、まだ1年しか経ってないんだ。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
(2016/1/6の記事より)
実はお義母さん、入院していました。
それは遡ること、12月30日。
嫁と姑は大きな戦いもなく、いつも通りに過ごしていた。
食べる楽しみを取り上げられたお義母さんは
その後、何回か寝る寝る詐欺をするが…
呼ぶほどでもない。
お義母さんは「何か食べたい」と「おなかが痛い」を
同じトーンで訴えてきた。
おばさんを見送ったばかりで
ダンナも私も心身ともに相当疲れていたが
やはり念のため、夜間救急外来に連れていくことにした。
年末年始休診のためか、夜間救急はとても混んでいた。
おい。
ダンナは待合室に入れないほどで、廊下で待機。
お義母さんは思い出したように「おなかが痛い」と
言うが、緊迫感はない。
看護師さんが、熱や血圧、酸素濃度を調べていったが
特に異常数値はなく
お義母さんをあやしなが順番を待つこと2時間。
疲労感もピークで「もう帰ろうか」と促すが
なぜか元気(?)なお義母さんは
診察してもらう気マンマンで、それは却下された。
やっと名前を呼ばれて診察室に入り
先生の触診が始まってから事態が一変した。
お義母さんが大暴れして
その後のレントゲンやCTが全く取れず
腹痛の原因大捕物帳となった。
(つづきは↓)
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
実は、この手術を受ける時
家族はみんなお義母さんとの別れを覚悟しました。
しかし、記事にした通り驚異的な回復をみせ
その後、本人に至っては手術の記憶もなく
家族は流した涙を返せ、と言うくらいでした(笑)
1度覚悟した家族は、語弊を恐れずに言えば
そこから本当に亡くなるまでの半年は、
神様がくれたおまけのような時間でした。
家族も落ち着きを取り戻し
お義母さんもみんなにたっぷりと甘えていきました。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
(2016/1/20の記事より)
入院前は、鼻をかむのが癖なのかと思うほど
ティッシュを肌身離さず携帯し、
鼻をかんでいたお義母さん。
しかし退院後は、
「立たせて」「座らせて」「寝かせて」
「歩かせて」「食べさせて」「拭いて」
「見せて」「見てて」などなど
おねだりがすごい。
それでもまだ満たされない時は…
ついに本格的な1対1の介護が始まった。
おばさんの身体介護を思うと、お義母さんの介護は
結構、誰でもいいようなので家族が交代で向かい合う。
しかし皆、優しく対応できるのも1時間が限界の模様(笑)
息子家族が生活の拠点としている母屋にも連れて行ったが
慣れぬ部屋の雰囲気、テレビや話し声もうるさく
結局すぐいつもの離れに戻った。
1対1の介護の大変さを
介護歴8年目にして味わう今日この頃。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
以上、1年前の過去記事からでした。
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おせちが苦手な、おせちよりカレーさん夫婦。
しかし、お子さんが2歳になり
日本の食文化「おせち」を教えておかないと
外で恥をかくことになるのでは、と悩みます。
今日もみなさんからのアドバイスお待ちしてます!
↓星降るやきそば丘のモミの木
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コメント
1年早いですね。
投稿: えm | 2016年12月28日 (水) 15時03分
今日車運転していて思い出してました。
「一年前の年末はファッジさんたいへんだったよなぁ。早いなぁ。今年は思いっきりのんびりかなぁ。うらやましいなぁ」と
投稿: けんけん | 2016年12月28日 (水) 15時12分
覚えています。
奇跡の早業で復活していましたよね。
何度読んでも、ギボ子さん記事は笑わせられて、かつエネルギー貰えます。
投稿: アトム | 2016年12月28日 (水) 15時14分
お義母さんとおばさんは,私にとっていつのまにか親戚のおばあちゃまのような感覚で,今も折に触れて思い出します。
最後,半年間お義母さんとすごす時間があってよかったなあと思います。
投稿: t | 2016年12月28日 (水) 15時22分
きぼこさまの奇跡の復活はすごかったなぁーと、、、
ファッジさんは大変な年末でしたね 一年は早いです
高齢者は転んだり、インフルエンザなどでもぐっと状態が悪くなると
ケアマネジャーさんが言ってました
認知症の母、今日雪の中ディサービスに出かけましたが、
何とか今の状態でこの冬を乗り越えてもらいたいと思っています
投稿: おひろみ | 2016年12月28日 (水) 15時30分
手術の頃は最後のところに「安心してください」ってコメントが入っていて安心して読めたのを思い出しました。
1年間って早いですね。
投稿: ももんが☆ | 2016年12月28日 (水) 15時32分
自分の母は、入院する度に「覚悟して下さい」と言われその都度、元気に家に帰ってきました。最初にその話があってからの退院後は、家の中の片付けで、力仕事もあったのに、楽しそうにやっていて「死にかけた人間のする事か_(T▽T) ノ彡☆ばんばん!」と、俺や結婚して家を出た妹と3人で大爆笑していました。そんな事が続いたので油断していました。5回目で逝っちゃいましたから。父も、肺癌摘出手術を受け、3ヶ月持たないようなことを言われたけど、1年近く元気に過ごしました。術後に社員旅行まで行ったから会社の人達に驚かれていましたね。懐かしい事を思い出しました。
投稿: ひろかず | 2016年12月28日 (水) 15時34分
ファッジさんの予想通り、大掃除の手を止めて最後まで見てきてしまいました~(´▽`;)ゞ
緊迫感に息を飲みました(@_@;)
投稿: 3.5世帯完全同居 | 2016年12月28日 (水) 15時50分
なつかしい。
しっかり足を止められました。
ギボ子さま入院の一連のお話も昨日のことのように思い出せます。
もはやお隣のおばあさまです。
投稿: momo | 2016年12月28日 (水) 16時07分
1年早いですね、過去ブログ読みました、我が家の義母88才も熱だして検査、下腹部痛みがあり胆嚢炎かもと入院いやがってましたが点滴で様子見ようと無事すぐ退院してます
投稿: nana | 2016年12月28日 (水) 16時25分
もう1年経つのですか…。
シスターズとファッジさんのかけあい漫才のようなBlogのおかげで、乗り越えられない苦はないということを学びました。
今年の夏、我が家の義母子さまが突然の入院からの自宅介護が始まった今もファッジさんの背中を見ながら笑顔で接することができています。
本当にありがとうございました。
これからも、楽しい家族のお話を教えてくださいませ。
寒暖差の激しい日々が続いています。
どうぞご自愛ください。
投稿: 疲れた嫁 | 2016年12月28日 (水) 16時29分
ふらりと立ち寄って足止めをくらった者です。。。(^_^;)
はよ夕飯つくらな。
投稿: えいた | 2016年12月28日 (水) 18時02分
もう1年も経つんですね。。
投稿: そら | 2016年12月28日 (水) 19時16分
もう1年も経つんですね。。
投稿: そら | 2016年12月28日 (水) 19時17分
もう1年も経つんですね。。
投稿: そら | 2016年12月28日 (水) 19時17分
あ~ファッジさんの罠にまんまとハマる人多数。
ギボ子様に言わすと
「年末にパソコン、スマホなんて見ないで、サッサとお掃除しなさい」
というところでしょうが、故人のことを思い出し、偲ぶのが何よりの供養でしょう。
今後何年経っても、年末のギボ子様、おばさまの出来事を思い出すでしょう。
投稿: モナミ | 2016年12月28日 (水) 19時32分
34点と思った旦那様(^^)が、ずっとファッジさんを待ち、想って結婚した理由はなんだったんだろう~~♪なんて、ニコニコ読み進めながら、一年前のお義母さまの記事に。
電車の中でうるうるしちゃいました。
投稿: みあ | 2016年12月28日 (水) 21時20分
あっというまの一年。
うちの介護も、これからどうなっていくことやら。実家の父は介護5から3に復活したけれど
まさに今、義母さまが入院して、年末年始は病院になりそうです。
投稿: わくわくオンマ | 2016年12月28日 (水) 21時55分
光陰矢の如し・・・!
もうあれから一年なのですか。
本当に大変な年でしたね。
来年の今頃は我が家はいったいどうなっていることやら。
いや、来年のことよりも明日の心配をせねば。
両方の親が同じ年齢なので同じようなことに
同時になってしまい身体が3つほしいです
投稿: うさぎのしっぽ | 2016年12月28日 (水) 22時28分
お義母さまの組まれた足がとても印象に残っています。ファッジさんの表現力にいつも感心させられます。
投稿: キャラメル | 2016年12月28日 (水) 23時02分
初コメです。
毎日楽しく拝見させて頂いております。
本当に大変な一年でしたね。
うちの父親も今月初め胆嚢摘出しました。ファッジさんの状況と同じく覚悟しましたが元気になってきました。退院したら、介護が待っていますがやっぱり家族で過ごす日々がいいですね。
ファッジさんを見習って頑張りますʕ•̀ω•́ʔ✧
投稿: | 2016年12月28日 (水) 23時32分
初コメです。
毎日楽しく拝見させて頂いております。
本当に大変な一年でしたね。
うちの父親も今月初め胆嚢摘出しました。ファッジさんの状況と同じく覚悟しましたが元気になってきました。退院したら、介護が待っていますがやっぱり家族で過ごす日々がいいですね。
ファッジさんを見習って頑張りますʕ•̀ω•́ʔ✧
投稿: りんこ | 2016年12月28日 (水) 23時33分
ああ怒涛の年末年始でしたね。
まさか今度のお正月にお義母さまがいらっしゃらなくなっているなんて…
でも、ブログを読んでる私にはまだまだお二人の気配がしています。
良いお年をお迎えくださいね。
投稿: 紅茶 | 2016年12月29日 (木) 08時07分
義母子さんの、足組んで車椅子に座ってる姿が当時印象深かったのを思い出しました。改めて読み返すと、本当に大変だったなぁと。よく復活されたと。もう不死身なんじゃね?と(笑)
不死身ではありませんでしたが、ご家族にゆっくりゆっくり義母子さんの人生の幕が閉じるその時を受け入れられる時間を与えてくれたのかなと思います。
投稿: 次女 | 2016年12月29日 (木) 08時27分
色々思い出しますねぇ。あのときはギボ様ホントに不死身じゃないかと思いました。高齢者の1年は大きいですよね。うちの母親も最後の1年は急降下でした。
投稿: peanosuke | 2016年12月29日 (木) 11時40分
私も足を止めるどころか、完全に浸かって振り返ってきました。
おばさんが迎えに来たところで、やはり涙です。
子供たちが、私の顔見てびっくりしていました。
なんて、味わいのあるブログなんでしょう。
今年もありがとうございました。初コメでした。
投稿: ゆりくらら | 2016年12月29日 (木) 13時31分
過去記事見ました~~!
ぎやあああこれは大変だ・・・。
リアルタイムで見たんですが、ありありとよみがえってきたその気持ち!
(5)まで読んで泣きそうになって、(6)の義母さまの声で泣けた~!
大河ドラマになっとる・・・。
しかも終わり方が秀逸!スバラシイ復活劇を堪能いたしました。
投稿: yoko | 2016年12月29日 (木) 17時10分
また泣いてしまったじゃないですか!
看取りの覚悟は何回もしているんですが(汗)
家の義父母91才と86才は、入院退院を交互に繰り返しながら
今日もなかなかに元気です(笑)
ゆっくりの大晦日、のんびりのお正月をお迎え下さい。
投稿: yoshi7 | 2016年12月30日 (金) 19時45分
うちも母を送る時はこんな感じかな〜と思います。
シュミレーション出来て助かるな〜
投稿: megmeg | 2016年12月30日 (金) 21時35分
三女ですが泣けました。すごいですね!ファッジさん!!!尊敬します。
投稿: 三女です | 2016年12月30日 (金) 22時53分
今日ね舅が亡くなったの。ここでいっぱい勉強したから、色んなこと出来た。朝起きたら亡くなってた。死に目に会えなかったことだけ、悔いが残った。私も舅もすごく頑張った。希望も頑張って捨てなかった。ファッジさんがね、もっともっと頑張ってたって知ってたから。ファッジさんありがとうございました。いい介護が出来たって思ってます。
投稿: | 2016年12月30日 (金) 23時29分