祇園つじや
今日のお話は「ダンスフェア@京都」の続きです。
ダンスフェアも無事終わり…
(ちなみにカメラのバッテリーは最後の集合写真の撮影まで十分持ちました)
「えぇ〜スーさんも一緒に行こぉ〜!!」
絶対スーさんも一緒の方が緊張せずに楽しめる。
でも大丈夫。
俺たちにはスーさんがいる。
翌日も秋晴れに恵まれた京都。
姉は、移転した新しいつじやさんにも数回訪れていて
場所も熟知していた。
しかし「ここだよ」と言われたけど…
どこ?
どうやら小径の突き当たりにある、あの格子戸が入り口らしい。
たしかに看板も暖簾もない。
辿り着いた先の格子戸を引くと…
やっと「祇園つじや」と確信。
その向こうには…
もう何からなにまで「粋」だらけ!
そして暖簾をくぐった先には…
厳しい眼差しで仕込み中の大将。
お、お久しぶりですっ!
写真撮ってもいいすかっ!
あ、あれ?
京都祇園の最上階まで上げてきた高い高い敷居を
めちゃ下げてくる大将と女将さん(笑)
でもこの若いお2人が創り出す料理とおもてなしは、本当に目にも舌にも心にも豊かな喜びを与えてくれます。
ささ、お料理並べていきますよ〜
さんまの皮を炙ったお刺身に酸味の効いたジュレとシャインマスカットが一緒に盛り付けてあります。
ひとつひとつが美味しくて、それが重なるともっと美味しいというとんでもない目に合いました(笑)
もうびっくりです。
鱧ともどり鰹と甘エビの盛り合わせ。
それぞれのいいとこ最大限。タレも3種類あってほっぺた飛ばしていたら大将が
「新鮮な鱧が入ったので、刺身で食べてみませんか?」
ピントが皿に持ってかれてすみません。
これ、本当にめずらしい鱧のお刺身です(ランチコース外)
このひと切れに、フワフワの身と歯応えのある身が両立してて
白身魚好きにはたまらない逸品でした。
「今年は国産松茸が全く手に入らない」
と大将が嘆きながら出してくれた国産松茸と白身魚と栗入り葛餅の椀。
(※本来は松茸ではなく天然舞茸なんですが、この日はサービスでした!)
お椀の底までなめたいほど美味しいのですが
その横でスーさんがお椀の美しい絵付を大絶賛していた。
しまった、ここは京都祇園だった。
見る人が見ると、この完璧な子持ちあゆの焼き具合に腰を抜かすことでしょう。
全てが均等に炭火焼きされてて、しっぽはシャクシャク肉厚の身の部分はフワッフワ。
開けた口から通る熱で骨はサクサク。
頭から尻尾まで全部完璧な歯応えで食べられます。
そう、完璧なんですよ!
と、心の中で叫んでいたら、その横でスーさんが
「このお皿は乾山写し(けんざんうつし) やね、素晴らしい。お高いでしょう?」
と、また粋な話をしていた。
慌てて写真を撮る。
みんな、これ乾山写し(けんざんうつし)やって。銘々で調べてね。
さっきの刺身の盛り合わせのお皿も、それです。
「八寸」です。
奥から里芋とカラスミのなにか温かいもの(美味しい)
その隣が衝撃を受けたなすの煮浸し。
どうしたらこんなに美味しくなるのかわからないくらい美味しかった。
大将に聞いたら
「高級食材ではなく、茄子のような馴染みのある食材を美味しくするのが腕の見せどころ」
とその手間ひまのかけ具合を教えてもらった。いやもう真似できない。
柿の器の中には、めちゃくちゃ柔らかい鶏肉と柿の和えたもの
1番手前がいくらのお寿司。
美味しいものが少しづつずっと楽しめるの、本当に幸せ。
大将から天然の舞茸がいかに美味しいか味わってほしいと
温泉塩を添えて舞茸の天ぷら登場(ランチコース外)
衣サクサク中ジューシーな舞茸の天ぷら。
香りもとても良く、本当に美味しい!
揚げたズッキーニと鱧と万願寺唐辛子のあんかけ。
器も愛でながら全て大絶賛。
ご飯6種類あって、私たちは桜エビの釜炊きを選びました。
もうお腹いっぱいと思ってもどんどん食べちゃう。
美味しいうえに、女将さん仕込みのあの漬物の仕業かもしれない。
デザートは女将さんが担当。
きなこのパンナコッタにほうじ茶のアイスとジュレ。
優しい甘さで爽やかに完食!
昼は10000円(税・サービス別)と15000円(税・サービス別)のコースがあり、夜は15000円(税・サービス別)のコースになります。
今回のお料理は10000円のコースです。
もちろんお料理内容や予算の相談にも応じます。予約時に遠慮なく聞いてください!
おーっと!ホームページに行ったら「一見さんお断り」だったと戻ってきたそこのあなた、あなたに朗報です。
紹介制・完全予約制のつじやですが、ホームページの紹介者名に
「バニラファッジ」
を記入するとホームページに入れます(笑)
電話予約される方も
「バニラファッジのブログを見て」
と言っていただければよろしいかと。
あ、ちょっと熱く語ってきましたがPR案件ではありません(笑)
京都🔰の方にも、ぜひ本物の京料理を堪能していただきたくて描いてますよ。
最後は、栗ご飯大好きなケンとリュウのお土産用に炊いてもらった「丹波栗のごはん」。美味しいに決まってる!
もっと語りたいことがあるんですが、さすがに書き過ぎたので今日はここまで。
明日からちょっとお出かけでブログお休みになりますが
また京都こぼれ話の続きを書きますね!
この2日間でエンゲル係数爆上がり!
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発達障害、不登校、高校中退、大学中退、ニート。
長くて短い27年間の七転八倒を描いています。
気になる回の1話だけでもその時の状況や事件(!)が
伝わるように愚直に書きました。お時間がありましたら、ぜひ。
(49)探る日々←NEW
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「井戸端会議」に新しいお悩みが届きました!
今日もみなさんからのアドバイスお待ちしてます!
結婚して8年、2児の母のmimiさんのお母さんはシングルでしたが結婚をしたいと思う男性と知り合いました。
mimiさんも母の結婚に賛成ですが、mimiさんの夫が大反対で家族の関係もギクシャクしてきました。
悩めるmimi
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コメント
最初の写真、、人の顔が見えるのは私だけ?
投稿: | 2023年10月26日 (木) 20時51分
私の知らない世界!
お料理は美味しそうだし、大将と女将は若くてフレンドリーだし、器も素敵だし、堪能しました!
すーさんの知識にもびっくり!
投稿: Corvallis | 2023年10月26日 (木) 21時37分
叔母様、ステキっ(^o^)!
たいへん下世話な想像ながら、
スー叔母様なら何か、御馳走してくれるだろうな、
と思ってました(汗)Σ(-᷅_-᷄๑)
O3だと、格好だけでも、遠慮するかといえば、
そんなこともなく(汗)
斜陽の貧家の子だったのは、
神様の配剤だったと思う今日この頃です(汗)
(どこまでもバカになる可能性が高い。)
でも、さすが祇園(;^_^A
そのくらいするでしょうね(;^_^A
顔は分かりませんが、引っ越したマンションで、
壁から腕が出てたので(汗)
試しに背負い投げでぶん投げてみましたところ
予想に反して(物が見えるのは、反射か、発光か、錯覚のどれかだと思いましたので)、
手応えがあって、途中まで何かが背中に乗っかってきたんですけど、最後はフッと軽くなりました。
背負わずに、正面から引っこ抜けば良かったです(汗)
投稿: O3 | 2023年10月26日 (木) 23時46分
京都大好きな私はいつの日か「つじや」さんに!と夢見つつ、最近のHPを見て「紹介してもらえる知り合いもいないから無理か…」と諦めていました。ファッジさんありがとうございます!いつか夢を叶えたいです(≧▽≦)
投稿: 三毛猫③ | 2023年10月27日 (金) 08時30分
子育て&介護で忙しく家を離れられない頃のブログを拝見してて、大変そうだなと思ってたんですが、今こうして色々と楽しんでおられる様子を見て、自分のことのように嬉しいです😊
投稿: おだんご | 2023年10月27日 (金) 09時06分
いつの間にか心の中で両手を合わせて拝んでいました
(いや、マジで)
眼福~!(IKKOさん風に)
投稿: るんくま | 2023年10月27日 (金) 10時15分
つじやさんのホームページ
ご紹介者様のところに
スーさんって書いてみたyo~
すんなり入れちゃって
びっくらこいたんだyo〰️
投稿: ひのえうまま | 2023年10月27日 (金) 11時36分
ふわぁあぁあぁ〜としか言えないお料理の数々ですね!ザ・和食!世界に誇るだけあります〜♥
そうか〜、器にも詳しくないといけないのですね(笑)さすがスー様。
そしてそして、え〜、紹介者としてファッジさんのお名前を出してよいのですか!?
いつか、いつの日にか、このお料理に見合う自分になれたと思える日がきたら行ってみたいです。……果たしてそんな日は来るのでしょうか💦
投稿: 遥 | 2023年10月27日 (金) 11時47分
素晴らしいお料理に器の数々✨✨✨眼福😍
一生縁がないお店と思っていましたがまさかのファッジさんのお名前を使わせていただけるなんて🥹
悲しむべきは先立つものが…🥲 宝くじ当たらないかしら〜〜😭🙏🏻
投稿: 杜若 | 2023年10月27日 (金) 12時34分
夢の世界ですね💕
HP、私も「スーさん」と書いてみましたら
入れたのでびっくりしました。
HPを見るだけでなんだか気が引けちゃて。
いつかはお邪魔してみたいです。
長年のブログのファンとしては
ファッジさんが心置きなくこうしてお出かけを楽しめること
本当によかったなーと喜んでおります。
投稿: うさぎのしっぽ | 2023年10月27日 (金) 16時02分
ー 宇宙・生命より ー
投稿: コトタマ | 2023年10月27日 (金) 17時59分
祇園のカウンターでの粋な会話
からの食事…
(ヾノ・ω・`)ムリムリムリムリカタツムリ
でも
お皿の美しさと美味しさは
伝わりましたとも!
お裾分けありがとうございまっす
(๑•̀ㅂ•́)و✧
投稿: らんまま | 2023年10月27日 (金) 19時19分
水を差す様ですみません…
'粋'はもともとお江戸の言葉で、遊びの場での身のこなしや佇まいが洗練されていることをいいます。京都で、またお料理のことで、'粋'ということばは本来当てはまらないものです。
もちろん感じ方はそれぞれですし、もしかするとご主人が'粋'を大事にされているお店なのかもしれませんが…。
すこし気になってしまいました。
投稿: らら | 2023年10月27日 (金) 22時24分
懲りずに再投稿したりして(汗)Σ(-᷅_-᷄๑)
スーさん応援団に入りたいです(汗)
バニラ家応援団もやってますので、
正確には、スーさん応援団応援団かもしれません(汗)
ちなみに、スーさん応援団として、京都遠征した場合は、
つじやさん前で、こんなやりとりになると予想しました(;^_^A
遠慮なんかしたら、
二度とつじやさまの料理を食べられませんので・・・
スー叔母さま「あなた・・・明日、お忙しいのでは?
(意訳)こいつ、なんだろ。もう帰れ。」
O3「(かぶせ気味に)時間、すっごいあります!
(意訳)これが目的でついてきました!
今週、もやししか食べてません。食べずして、名古屋に帰りません」
みたいな、やりとりになると思います(汗)
なお、店内でアホなことを言うと、
同行の皆様の名誉を傷つけそうですので、
感心するだけにして、
極力、何も言わずに食べます(汗)
投稿: O3 | 2023年10月28日 (土) 01時43分
なんと! 紹介者がファッジさんになるの?
うわー、行きたーい!!!
愛媛から京都まではすこーし…距離があるから
あと少し、旦那様の定年まで待って欲しい!!!
夫婦で美味しそうなの食べたい!!!
投稿: KIKI | 2023年10月28日 (土) 08時47分
スゴイ…の一言。いつか行ってみたい
投稿: peanosuke | 2023年10月29日 (日) 11時32分
いつも楽しみに見てます。
早速、つじやさんに予約しました。
一見さんは入れない素敵なお店を紹介いただきありがとうございます。
ひとことお礼まで。
(バニラファッジ)
春夏秋冬、いつ行っても美味しいつじやさんです。楽しんできてくださーいっ!
投稿: ごんぞー | 2023年10月31日 (火) 09時29分