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2025年9月29日 (月)

ミヨちゃん

 
 
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ミヨちゃんは、父の年の離れた妹で私の叔母になる。
結婚するまで、私たちと一緒に暮らしていたが「おばさん」と呼ぶよりは「ミヨちゃん」の方がしっくりくる。
 
ミヨちゃんは名古屋の老舗百貨店に勤めていたので
田舎のおらが街では、別格に垢抜けていた。
クリスマスや誕生日には、名古屋で流行っている服やお菓子を買ってきては、幼い私たちを喜ばせてくれた。
面倒見がよく世話好きで、いろんな所にも遊びに連れて行ってくれた。
 
しかし当時、背が高く、足のサイズが大きい(可愛い靴がない)ことをいつも気にしていた。
それでなかなか彼ができないのかと、幼いながらに私も心配もしたが(笑)
その後、背の高い素敵な彼を連れてきて私たちに紹介した。
 
結婚後も、面倒見がよく世話好きなところは変わらず
美味しいものを見つけると、親戚の分までたくさん買ってよく配っていた。
ミヨちゃんは、ずっとミヨちゃんだった。
 
しかし、2年前に原因不明の難病を患い、先週帰らぬ人となった。
祭壇の遺影は、ご主人が撮ったデパガ時代のなごりを感じる素敵な写真だった。
 
姉と幼い頃の思い出を話していると、必ずミヨちゃんが出てくる。
本当に自分たちのお姉さんだったねと涙が込み上げてくる。
 
やっと猛暑の夏が終わったのに、寂しい秋の始まりになってしまった。
 
 
 
note「ブログで描けなかったこと。」更新しました!
 
いやもう70話も描いてて自分が驚く(笑)
 
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Note_bana300dpt
 
発達障害、不登校、高校中退、大学中退、ニート。
長くて短い29年間の七転八倒を描いています。
気になる回の1話だけでもその時の状況や事件(!)が
伝わるように愚直に書きました。お時間がありましたら、ぜひ。
 
 

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コメント

ご冥福をお祈り申し上げます。
素敵な叔母様ですね。
私も思い出深い叔父や叔母がたくさん(母が8人兄弟だったので)
いとこも16人いて、小さい頃は交流が盛んでした。
今は叔父・叔母も全員亡くなり、いとことの交流もありません。
兄とは1年に一度会うか?会わないか?っていうくらいです。
(しかも偶然に)
自分の親戚とのお付き合いがほぼゼロになった今
旦那の方の親戚付き合いが猛烈に面倒に感じるようになりました。
ファッジさんのブログを読むにつけ
そういうお付き合いは大切にしなければ、、と
思うのですが、なかなか難しいです。
最近は同級生とのお付き合いも面倒に感じるようになって
きました。
歳のせいですかね?

投稿: るんくま | 2025年9月30日 (火) 11時10分

だめだあ…ファッジさん泣いてしまったよ。
ミヨちゃんと私の母の弟(おじさん)が重なってしまいました。
若くして亡くなったのですが…
姪っ子や甥っ子ができてその可愛いらしさは我が子と違う可愛らしさなんだなあとつくづく感じます。
ミヨちゃんさんの御冥福をお祈りします。

投稿: ささこん | 2025年9月30日 (火) 12時30分

素敵な叔母様だったのですね。昭和の頃のデパート勤めの方ならホントにオシャレだったんですよね。ご冥福をお祈りいたします

投稿: peanosuke | 2025年9月30日 (火) 12時32分

ご冥福をお祈り申し上げます
子供の頃から、面倒見のよい優しい叔母様、さみしくなりますね

投稿: おひろみ | 2025年9月30日 (火) 14時34分

叔母様のご冥福をお祈りいたします

素敵な思い出をたくさん残してくださったのですね😌 

投稿: 杜若 | 2025年9月30日 (火) 22時52分

ショッパーのカトレアの柄、名古屋ではブランドですね。

投稿: オバファン | 2025年9月30日 (火) 22時56分

私の母も“ミヨちゃん”でした。
私の母も先日亡くなりました。
同じく原因不明の病で、4年の闘病の末に、亡くなりました。
まだ実感もなく、フワフワしてて、ふとした時にまた会えそうな、それでいてもう会えない現実に息が止まりそうな、変な時間の流れ方で過ごしてます。

同じ境遇にびっくりして初めてコメントしました。

投稿: ばばこ | 2025年9月30日 (火) 23時18分

年齢も年齢なので仕方ないのですが、親戚のおじさんおばさんが年々ひとり、ふたりと亡くなります。
子供の頃の思い出って鮮明ですよね。特に楽しかった頃のこと。さみしいですね・・ご冥福をお祈りいたします。

投稿: よっしー | 2025年10月 1日 (水) 14時26分

お父上はご兄弟が多かったですものね
それを思うと、お嫁に来られた母上のご苦労が偲ばれます

でも、そんな母上のお嫁入りを父上が「春が来た」と称されていた幸せなエピを思い出します

とても仲良しで羨ましいご実家の訃報は寂しく悲しいものですが、そのように想われることは故人さまにとってもお幸せなことと思います

投稿: 辛口お寅 | 2025年10月 1日 (水) 15時08分

実家の母もミヨちゃんです。
今年は白寿で、敬老の日に町から色々もらったそうです。
来年は金杯をもらえるかな。

投稿: モナミ | 2025年10月 1日 (水) 20時57分

ミヨちゃんのご冥福をお祈りいたします。
もしかすると、ミヨちゃんの記事は、初見かもしれません。
絵を見た瞬間に、スタイルの良いモデルさんのように見えましたが、
実際にそうだったんですね(;^_^A
O3家って、モデルっていうより、ぶっさいくが多いんです(汗)
母方は、美男美女が多いです。
O3がどっちに似たかは、あえて言いません(汗)!
人間、中味が大切ですからね(棒) 
(何が、見た目が9割じゃ。ちぇっ・・汗Σ(-᷅_-᷄๑))

人の死に慣れるはずはありません。
人間の残した膨大な思索のうち、そのかなりの部分が、それに占められているのは、たぶんというか、やはり死に慣れないからです。
それに、全部、自分以外の他の人の死で、自分のぶんを練習するってわけにもいきません。自分の本番が1回あるきりです(;^_^A

つひにゆく 道とはかねて聞きしかど 
          昨日今日とは思はざりしを

昔から、いつかそうなるんだと、みんなが言っていて、やっぱりそうだったと、後に残された人は思い合わせるのですが、本人がどう思っていたかは、ほんとのところはわかりません。

本人は実際はどう思ってるのか、どうなってるのかと思って、世の中にある臨死体験だのその手の本を、かなりの専門書も含めて、たくさんよんでみましたが、よくわかりません。たぶん、名古屋市内で、5本の指に入るくらいには、よんでると思います(すごいのか、すごくないのか・・汗)
体験や証言を軸に置くと、肯定的な見解になりますが、客観性の担保は必ずしも出来ていませんために、否定的な見解もよくわかります。

なんだか向こうの世界に行ったきりで、誰も帰ってこないのですが、
中国の昔の思想家の荘子は
「それは、向こうの世界が、あまりに心地良いので、戻ってこないのだ」
と言っていますが、あるいはそうなのかもしれません。それにしても、なんかお便りくれれば良いとも、思ったりもします(汗)


露の身は ここかしこにて 消えぬとも 
             心はおなじ 花のうてなぞ

悲しみが絶えることはありませんが、ひとまずはこのように思って、またいつか、お浄土でお目にかかるものと、それも少しばかりの楽しみにもしておくということにしています(;^_^A

ちびファッジ、かわいい(^o^)!

投稿: O3 | 2025年10月 2日 (木) 05時19分

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